マツダ アテンザ 2008年1月29日発表/フルモデルチェンジ
- よりスポーティさを増したエクステリアデザイン。
新型アテンザの核となるエクステリアデザインは、丸く張り出したフェンダーや短いオーバーハングなど、先代のイメージを継承しつつ、さらにスポーティに生まれ変わった。
インテリアは、インパネと一体化したセンターコンソールがスポーティなイメージを演出。シートはフレームを新設計し、クラストツプレベルの腰椎支持性とサポート性を両立したもの。カラーは優美なベージュ/ホワイト系と、シックなブラック系で、それぞれ本革シートも用意する。
トップエンドのパワーユニットは従来のMZR2.3リッターから新開発MZR2.5リッターへとスイッチ。シーケンシャルバルブタイミングなどで低中回転域でのトルクを厚くしたほか、燃料をレギュラー仕様とし、日常の使い勝手や経済性も重視しているのがポイントだ。エントリーのMZR2リッターエンジンも吸排気効率の最適化により、よりリニアな加速感とスムーズな走りを実現したとしている。
- 充実の安全装備も大きな魅力だ。
トランスミッションは、FFモデルがRX-8でも高い評価を受けたAAS(アクティブ・アダプティブ・シフト)を搭載。路面の勾配やワインディング路を自動判別してギアを選択するとともに、各種センサーの働きによりドライバーの意志を反映したシフトチェンジも実現。ワインディングでの活発な走りから高速道路でののんびりとしたクルージングまで、意のままのドライビングが可能だという。4WDモデルは従来型をさらに進化させた6速ATで、力強さとスムーズさ、すぐれた燃費を提供する。
安全装備の充実も見逃がせない。ステアリングに設けられたスイッチとインパネ中央のディスプレイによる「CF-Net」で、視線移動量の少ない空調やオーディオの操作を実現。時速60km以上での走行時に後方から車両が接近すると、Aピラーに内蔵したLEDが点滅。接近状況でドライバーがウインカー操作したときには警告音も発する「リアビークルモニタリングシステム」は、上位モデルへのメーカーオプション設定となっている。
先代が持つ走りの躍動感と品質感を受け継いだ新型アテンザ。世界生産131万台を打ち立てた先代を上回るヒットが期待される。
最近のコメント